深夜食堂@阿部夜郎 by Takashi Koide

ビックコミックオリジナルに連載中の作品

GEROPPAの昼食のローテーションのひとつ「ラーメンショップ 森松店」に行くのは、この作品を最新号で読むためでもあります。

深夜食堂 1 (ビッグコミックススペシャル)
安倍 夜郎
小学館
おすすめ度の平均: 5.0
5 理想の店主?!
5 訳アリな店の主人と織り成す現代の人情物
5 あってほしい、いや、きっとある!
5 メニューはこんだけ。
5 きのうのカレー



深夜食堂は営業時間は午前零時から朝の7時頃まで。メニューは豚汁定食にビール、酒、焼酎・・・それだけ。
あとは勝手にちゅうもんしてくれりゃあ、できるもんなら作るよ。

という、一見訳ありげなマスターがやってる、新宿の裏通りのちいさなお店。

ちなみに、1巻の目次はこんな感じ

第1夜 赤いウインナー
第2夜 きのうのカレー
第3夜 猫まんま
第4夜 しょうゆとソース
第5夜 牛すじ大根玉子入り
第6夜 納豆
第7夜 焼き海苔
第8夜 たらこ
第9夜 カツ丼
第10夜 ナポリタン
第11夜 ポテトサラダ
第12夜 キューリのぬか漬け
第13夜 スイカ
第14夜 ラーメン
箸休め カツカレー
このメニューとそれにまつわる人間模様が一話完結で語られます。

この目次みたらわかりますが、どれもこれもうちでも食べられるような、どこにでもある普通のメニューです。

客も、うちで食やぁいいものを深夜にわざわざ食堂で食べるんですから、
第14話のラーメンに至っては、札幌一番みそラーメンと明星チャルメラですからね。


それでも、深夜食堂に夜な夜な現れては、毎回同じもの注文するわけで、当然そのメニューには、それぞれの登場人物にまつわる物語があるわけです。


食べ物って、一回好きになってしまうと、それが多少古くさくなっても、他人からは決していいといわれないものでも、へんな味付けだったり食べ方だったりしても、その人にとってはいつも最高のごちそうなんですよね。


単に食欲を満たすものなんじゃなくて、空っぽの心をあったかく満たしてくれる。冷えきった気持ちをあったかく包んでくれる。大好きな人が近くにいるような気持ちにさせてくれる。


そういうものが深夜食堂にいくと食べられる。


うちの近所にもほしいなぁ、深夜食堂。

富士日記@武田百合子 by Takashi Koide

川上弘美さんが、エッセイゆっくりさよならをとなえる」の中でもイチオシされてた本です。

作家の武田泰淳氏の妻の武田百合子さんが、昭和40年代に夫と過ごした富士山荘での生活を記した日記です。

誰に読ませるでもなく、日々の出来事を記録するための文章に、これほどの感動をうけるというのはどういう事なんでしょうね。

読み進むほどに、作者(記録者)の記す一日いちにちが、ほんとうに生き生きと伝わって、作者をとりまくその生活の中に、まるで自分も常によりそっているような、そんな気持ちになります。

まだ、上巻を読んだだけなんですが、下巻では、ご主人が病に倒れて・・・ということになるようです。こんなに感情移入してると、読み進むのがちょっと怖いなぁ。


富士日記〈上〉 (中公文庫)
武田 百合子
中央公論社
売り上げランキング: 37939
おすすめ度の平均: 5.0
5 気ままで、飾らない。理想的な生活
5 足が地に着く。
4 淡々と。
5 奇跡のような
5 日記といえば、、、

百億の昼と千億の夜@光瀬龍 by Takashi Koide

先日、萩尾望都のマンガのほう の記事を書きましたが、ついでに原作も読みました。
過去にも読んでるのですが、なにぶん30年前のことですからね。


改めて読んで感じたのは、作品から感じる熱というかエネルギーというかそういうものです。突き動かされるような衝動で一気に書かれたんじゃないかなぁ。

神とは? 最期の審判とは如何に、なぜに神は裁きを行うのか。
末法の世に救いをもたらすとは如何に、なぜ座して末法の訪れを待つのか?

宇宙とは 、神の棲む世界とは、宇宙の内側があるとすれば外側には何が?

人とは 、人は常に争い、危機に恐れおののき、それによる破滅を繰り返す。

シッタールタ(ブッダ)、イエス、ソクラテス、哲学は、宗教は、人の知恵は、人を救うのか?

阿修羅王は、その答えを知るものを探し、遙かな時空をさまよう。 そして
とつぜんはげしい喪失感があしゅらおうをおそった。進むもしりぞくもこれから先は一人だった。すでに還る道もなく、あらたな百億の、千億の日月があしゅらおうの前にあるだけだった。

これは、息子に読ませてみよう。

 
百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫 JA (6))
光瀬 龍
早川書房
売り上げランキング: 12877
おすすめ度の平均: 4.5
5 忘れられない一冊
5 何が驚いたかって
2 残念、私の求めるSF像とは合わなかったようです。
5 宗教に興味を持ったきっかけ
5 金字塔

自転車用アイテム@OAKLEY MONSTER DOG BLACK IRIDIUM by Takashi Koide

昨年の5月、ヒマラヤGOLFで、衝動的にゴルフクラブをごっそり買いかえたので、ポイントカードが15,000円ぐらいたまってました。

買ったときは、今年こそはと、真剣にゴルフに打ち込む予定だったのでが、諸般の事情により(ま、金銭的なものです、はい。)ゴルフはしばらく封印。

しかし、このポイント1年間の期限らしく、今月中に使わないと失効らしい、もったいないので、とりあえず何か自転車生活に必要なものがないかといろいろ物色してたところ。

いいものがありました。



先週の休みに、重信川のサイクリングロードを走ってたところ、目に虫が入って大変なことになったので、顔面にフィットする感じのサングラスが欲しいなと思ってたところなんですよね。

あんまり種類がなかったのですが、GEROPPAのでかい顔にもフィットしそうな感じで、しかも自転車的なポジションの若干上目使いっぽい角度でも視界が確保できそうでコレがイイ感じ。値段もちょうどいいですしね。

GEROPPAは近眼(+最近老眼が進行中)なのですが、度が入ってなくても、晴天の昼間の自転車運転にこまるようなことはないし、しかもそこはOAKLEY、度付きレンズへの交換もできるみたいです。

しかしこのサングラスかけると、東南アジアあたりのポン引きのオヤジみたいなイカサマな雰囲気。
大丈夫かなぁ。

PARIS(パリ)@GWに観た映画 by Takashi Koide

GW中に観たかった映画その2「PARIS(パリ)」観ました。




このブログでは何度も言ってますが、GEROPPAは主演のジュリエット・ビノシュの大ファンです。


ところが、ここ松山で彼女の作品をロードショーで観られるチャンスはほとんどありません。
ということで、劇場でジュリエット・ビノシュを観られる今回は、とても貴重な機会なのです。


で、作品のほうはというと、ジュリエット・ビノシュ中心にざっと説明すると、


心臓病を患い、余命幾ばくもない元ダンサーの弟ピエール(ロマン・デュリス)が、ひとり暮らすアパルトマンに、同居してく役所勤めのシングルマザー(子供3人)の姉エリーズという設定です。


そして、彼らと関係あったりなかったりの、市場で働く男たちや女、大学教授の男と奔放な女学生、教授の弟、カメルーンからパリを目指す労働者、ホームレス、刹那的に生きるセレブな女たち、とにかくたくさんの登場人物たちのパリでの日常が描かれます。


特徴的なのはピエールのムーランルージュでのダンスシーン、アパルトマンのパーティーでのダンスシーン。教授のダンス、ジャンの家でのエリーズのダンス。エリーズの子供たちのダンス。数多くの印象的なダンスシーンが登場すること。


また、ピエールがアパルトマンのテラスから外を眺める時にいつもバックに流れる、エリック・サティのグノシェンヌ1番がとても悲しくて美しく印象に残りました。
 

なにしろ、フランス映画なんで、内容には最初っからあまり期待していなかったのですが、セドリック・クラピシュ監督の映像と演出はとてもよかったです。

フランス映画嫌いの人にも、男女の愛が描かれているけど、際どいからみのシーンもなく、設定のわりには、陰鬱さもありませんから、おすすめですね。

ぜひ、大人同士のカップル(夫婦でも全然OK)で観たい映画ですね。
予告編に「それでも、誰か愛したい」という言葉がありますが、まさにそんな気持ちにさせてくれる作品です。


エリック・サティ・ピアノ作品集
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